2009年6月アーカイブ

虫歯になりやすい?

虫歯になりやすい人というのはいるのでしょうか。

一生懸命ブラッシングしているのに、いつも虫歯に悩まされて治療に通っている人、

面倒臭がりで歯磨きもおざなりなのに、虫歯一本ない人などがいますね。

これはどうしてなのでしょうか。

 

歯が弱い人

まず、生まれつき歯の質が弱い人が挙げられます。

こうした人は、いくら一生懸命ブラッシングしたり、口内環境を整えようとしても、

どうしても虫歯になりやすいのです。

 

形や歯並びが悪い人

歯の形や歯並びが悪いと、きちんとブラッシングしているつもりでも、

汚れが落ちきっていないことが多いのです。

歯間ブラシやデンタルフロスなども使ってお手入れし、

歯垢検査薬などを使って磨き残しがないか、定期的にチェックしてみましょう。

唾液

唾液は唾液腺から分泌されます。

この唾液腺、奥歯の辺りの内頬に2箇所、舌下に1箇所、

左右対称になっているので、口の中には6箇所も唾液の出る場所があるのです。

その他にも、粘膜にある小さな腺からも分泌されているのです。

唾液の働きを見ると、驚くほど多くの働きをしていることが分かります。

  1. 虫歯を防ぐ
  2. 生えてきた歯の表面を硬くする
  3. 歯や骨の石灰化を促進する
  4. でんぷん質を分解する
  5. 噛みやすく、飲み込みやすくする
  6. 口の中のphを一定に保つ
  7. 口の中の粘膜保護
  8. 体内の水分量の調節
  9. 口の中を洗い流して清潔にする
  10. 苦味、辛味を薄くする
  11. 口の中の余分なものの排泄
  12. 食べた物をおいしく感じさせる
  13. 殺菌・抗菌作用

唾液は虫歯だけではなく、これほどの働きをしているのです。

唾液が少なくなるということは、大変なことなのがお分かりでしょう。

虫歯はどうやって?

●虫歯って何?どうしてできるの?


虫歯の原因はこれだ、という決定的なものはありません。

多くの要因が複雑に絡み合って起こり、主に以下の3つがあります。

  • 口の中の細菌の要素
  • 食事の要素
  • 歯や唾液の要素

これら3つが重なると虫歯ができると言われています。

1つや2つだけの要素があっても、虫歯はできないのです。

またここに

  • 時間の要素

が加わることもあります。

つまり、3つの重なりが短時間であれば、必ずしも虫歯は発生しません。

しかし、これらの要素は各人によって条件が異なります。

虫歯菌の家

歯磨きさえすれば良いというわけではありません。

●虫歯菌の家は、どんなところ?


虫歯の病原性の高い口の中の細菌は、

ミュータンス菌と乳酸桿菌(かんきん)の2つで、

乳酸桿菌自体は歯の表面へくっつく能力を持っていません。

しかし、住める場所(ベッタリついたプラーク・虫歯の凹み・

合っていない詰め物や被せ物との隙間・奥歯の深い溝や凹み等)

があれば居着いてしまいます。

そして、酸のある(pHが低い)環境で育ちやすく、

それ自身も乳酸を作ります。

乳酸桿菌が多いということは口の中全体の環境が悪いということになります。

 

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